2016年5月4日 水曜日

言霊の重要性・辞表を提出したら、引き止めません。

皆様、こんにちは。
日本初のモップメーカー日之出株式会社の松本です。連休も終盤ですね。
昨日Sさんが総合マネージャーとして活躍している様子を書きましたが、道のりは簡単でなかったのです。Sさんが簿記の資格も取得して経理として仕事が軌道に乗ったころ、大問題が発生しました。Sさんのご主人の海外赴任が決まったのです。娘さんが大学に入学し、ご両親もお元気なので、一緒に赴任できる状況でした。
「どうするの、会社の犠牲になるの。」なんていう声も聞こえてきました。
Sさんを呼んで「行きたかったら遠慮しないで行ってください。」と伝えました。
正直、今Sさんに会社を辞められると大打撃でしたが、家の事情のため主人についていけず、8年もの別居生活をしたことを思い出しました。そんな思いをSさんにさせられません。何のために会社を継いだのかを考えると迷いはありませんでした。

カリスマ性のあった前社長が急逝しても何とかなったのです。人が一人辞めたぐらい何ともありません。そんなことで影響があるようではそもそも存在できない会社です。Sさんはご主人と相談しご両親の思いをくみ、自分の考えで日本に残ることを決めました。
私が休んでいる間にも問題が勃発しました。
正社員のMさんとパートメンバーのHさんが辞めたいと言っていると電話がありました。
帰社して二人に事情を聞いてみると、辞めたくないとのことです。もちろん辞表も出していなかったので、「私がいないときで良かったね。」と笑って解決しました。
日頃から、「辞表を提出したら、決して引き止めません。」と広言しています。
「言霊」が重要だと思っているからです。 古事記によると、勇猛果敢な倭建命でさえ、伊吹山で出会った神の化身の白い猪を殺すと言ってしまったために、生命を落としたのです。
一度発してしまった言葉は取り返しがつかない波紋を呼ぶのです。辞表を出した人を引き止めても、皆の見る目が変わってしまい仲間意識が薄れることもあるのです。

それなので、皆に決して軽々に辞表を出さないように、もし困ったことがあったら事前に相談するようにとお願いしています。

経営者に社員の雇用を守る責任があるのはもちろんですが、社員にも会社の一員としての責任があります。甘えを捨て自分の人生は自分で責任を持つ、そういう覚悟は誰にも必要な時代だと思います。
ゆりこ
ブックマーク
松本百合子

日之出株式会社

有限会社ダストクリーン

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