ちょうど100年前、日之出が創業した1920年2月は、スペイン風邪大流行の真っ盛りだった。

創業者松本繁次郎がアメリカから帰国して自動車会社を起こした1918年頃には、既に大勢の人が感染し、多数の人が亡くなっていたのです。当時の日本の人口のおよそ4割の2200万人以上が感染し、45万人もの日本人が犠牲になったと知り、驚いています。
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あの時、祖父が掃除用品のモップを製造し始めたのも、スペイン風邪を撲滅するため、清潔・清掃の必要性を感じたからかもしれないと初めて思いました。
スペイン風邪からやっと抜け出したのもつかの間、1923年には関東大震災でまる焼け、東京大空襲にも遭遇し、苦難の連続だったのですが、祖父母からは、苦労話のようなものはあまり聞いたことがありませんでした。
安倍首相の全国の緊急事態宣言を聞きながら、そのころに比べたら今は恵まれていると、勇気が湧いてきました。
皆で力を合わせて、明るく真剣に立ち向かおうと思います。

ゆりこ

投稿者 yuriko