東京大田区の馬込ゴルフガーデンで、28日(日)まで開催されている

本田蒼風さんの2010個展に行ってきました。

http://www.honda-soufu.com/contents4x156.html

祖母と父を書家に持ち、2歳から書に携わってきた本田蒼風さんは、大学卒業後

英会話スクールに勤め、外国人と接する中で、改めて象形文字であり、表意文字

でもある漢字の素晴らしさに気がついたそうです。



北海道教育大で書道を専攻したことが幸いして、漢字のルーツについて、知識の

あった蒼風さんは、更に勉強を深め、独自”MOJIKARA”ARTを創造したのです。



形だけでない、漢字の意味、心を伝える書のART、また日本の伝統工芸にも

興味を持ち、世界中に発信しようと考えたのです。



昨年9月、エニシング西村社長様、豊橋帆前掛振興会芳賀社長様達と共に、

ニューヨークで、帆前掛けに即興で漢字を書く、書道ライブを開催し、

10月にはパリのエッフエル塔の前でも、身にまとう書ライブを開催しました。



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今回は20代最後の目標、「WA ta SHI」展~新しい時空への挑戦~です。



新進気鋭の華道家とのコラボレーション作品、「蒼風」です。



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左下には、「蒼」と、「生」の字を表す草木が描かれ、上空には天からの知らせを

届ける「鳳凰」の姿をした「風」がたなびいています。

「蒼=あお」は、倉の中で、使われる時期を待っている草の色
を表します。



蒼風さんと同い年のフランス人アーティストと、片言の英語と日本語で話が弾みます。



期間中来場者には、好きな言葉を書いてプレゼントしていただけます。

自分の名前のリクエストが多く、人柄まで含めた字の由来を解説をして

くださるので、皆様嬉しそうです。



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「私の将来はどうなるでしょう。」と、占い師と間違ってしまう人もいるくらい、

そばで聞いていても説得力があります。



蒼風さん29歳の誕生日の3月13日には、ゴルフ練習場のグリーン一杯に和紙を

広げ、来場したゴルファーを巻き込んでの“巨大Art書ライブパフォーマンス”

開催し、観衆の度肝を抜いたのです。



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その折の特大筆として、日之出自慢の”バレンモップ”を提供させていただいたのです。



直に見られなかったのは残念ですが、プロ撮影の写真と動画を送ってくださるそうです。

その時は、前代未聞の巨大書道イベントの詳細をお伝えいたしますので、楽しみに

お待ち下さいませ。

投稿者 yuriko