研修も6回目となり、皆も慣れてすんなりと講義に入ります。
最初は、”とびっきりの挨拶”と”とびっきりのジャンケン”です。
心をこめて何回も挨拶の練習をした後、隣の人とジャンケンします。
勝った人は最上の喜びを表現し、負けた人は最大の悔しさを表現します。
勝った人は、負けた人を1分以上ほめ続けるのがルールです。
その後、負けた人が、勝った人を同じように1分以上ほめ続けます。
日頃照れ屋の日本人には、ここにも少しの壁があります。
新城工場の鈴木さんのほめ言葉を、一言も聞き漏らさないようにと、
聞き耳を立てる生産チームマネージャーの杉原さんです。
仕事上の壁を乗り越えるためには、自然体で努力するのも良い方法
なのですが、やや弱々しいです。
壁に立ち向かう勇気、壁をたたき壊す力が必要なのです。
「私の前に道は無い、私の後に道はできる。」
私の大好きな高村光太郎の詩を例えにお話は続きます。
また、”挨拶、熱意があれば半分くらい人の壁は壊れていく”そうです。
人との遭遇には、”偶然は無い”
必然=ご縁があって=なのです。
先日の加来耕三先生と全く同じ事を青木先生がおっしゃるのも必然です。
午後からは、「壁を乗り越えるためにこれからできること」のテーマで
個人的なこと、仕事に関してに分けて、一人一人の発表が行われました。
パート社員さんが帰った後は、幹部(正社員)が各部署に別れての、
各々の課題についてのブレインストーミングです。
課題がはっきりしているので、活発な意見交換が行われます。
最後に青木先生から、「今、会社に求められるもの」と題して、時代の変化による
価値観と会社組織の変遷と実態、求められること(人財)についての考え方、
ヒントを戴きました。
戴いたヒントを熟慮し、しかも長い目でなくスピードを持って実行していく・・
身が引き締まる思いです。