青々とした立派なブロッコリーをいただきました。



元縫製スタッフのナナちゃんからです。
農家を継ぐため辞めた後も、年に1~2回、リーダーのAさんのところに野菜を届けてくれるのです。昨年、娘さんが専門学校を卒業したと聞いて、びっくりしたのですが、なんと”おばあちゃん”になったのだそうです。とびっきり元気で若々しい笑顔しか思い浮かばないので、想像もできません。

二十代から三十代の半ばまでを日之出で過ごしたナナちゃんは素直で明るい性格で皆に好かれていました。ご主人の実家の農家を継ぐと決まって、退社時期を二年半も前から会社に申告してくれる律義さのおかげでスムーズに業務の引き継ぎができました。

月日の経つ速さに驚かされます。会社にも顔を出すようにAさんに言づけたけれど、遠くて日曜日にしか来られないのかもしれません。

お子さんも無事に成長したけれど、それなりに苦労もしたらしい・・・。
ナナちゃんのこれからの人生が幸せでありますよう祈らずにはいられません。

今日はお雛祭り、娘たちもお嫁に行って、お雛様は倉庫にしまい込んだままです。
母を亡くした一人娘のため、毎年お雛様を飾る実家の弟の心情が尊く感じられます。
お雛様は、いつかはお嫁に行ってしまう娘の仕合せを祈る親心なのだと思います。



ブロッコリーはサラダの他、ポトフにも入れて楽しみました。
ナナちゃん、ありがとう。ご馳走様でした。
 
ゆりこ

投稿者 yuriko