5月29日金曜日は、肌附先生の2回目の研修会でした。

前回に引き続き、テーマは「夢と希望を持って本気で生きる」です。



メーカー社員に不可欠なものづくりの心構えと基本~

仕事を「やる気」になる智惠とコツ~

お客様第一の本質とは何か、その大切な心について~

社員の「全員参加」の本質の大切さ~



などを中心にしたご講義です。

先生の熱く、時には軽妙洒脱な語り口に、皆引きこまれていきます。

「そうそう・・。」と思い当たったり、

自分の至らなさに気づき、ほろ苦く反省したり、

「今日から改めればいいんだ。」と勇気も沸いてきます。



豊橋市の花田校区市民館に暖かい空気の流れるなか

エヌ・イー・ワークスの三澤誠社長様がご挨拶に来てくださいました。



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三澤社長は若干三十三歳、落ち着いています。

創業7年足らずで、社員数百名。 

ぶれない強さを感じます。



エヌ・イー・ワークス社は、島根県奥出雲にある電子部品メーカーです。

クリーンルームで携帯電話の精密部品を組み立てる技術を活かして、

ピンセットで押し花を独特な煎餅にあしらい、「押し花菓子」を創作しました。

彩色健美 美楽 「押し花彩菓」 の誕生です。

その上、「オリジナル押し花器」と「せんべい焼き機」も自社で作ってしまいました。

材料のお花や野菜も勿論、社員さんや地域の人々の手作りです。



http://mi-raku.com/index.html



電子部品業界は、仕事に波があります。

産業の乏しい地方にとって、一番大切なのは職場をつくることです。

電子部品の組み立てができなくても、押し花菓子を作ることはできます。

それもできなくなっても、お花の栽培ができます。

65歳だった定年を、最近70歳に引き上げられたそうです。



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肌附先生のサロンで、初めて「押し花菓子」を目にした時、

その美しさに魅せられてしまいました。



お菓子も美しいけれど、社員さんや地域の人々の幸せを願う

三澤社長の心はもっと美しいです。

肌附先生はじめ多くの方々が応援されるのもよくわかります。



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ネットで取り寄せた「押し花菓子・チョコレートサンド」をお配りしました。

研修の合間の一時の癒しにと思ったのですが、社員さんの多くは、

大切に家に持ち帰って家族と共に味わったのでした。

ごめんね、一ヶだけで・・。



真面目で一所懸命な六十~歳の鈴木さんが、

感動して泣けてしょうがなかった・・そうです。



肌附先生、三澤社長様、感動をありがとうございました。

研修会以来、社内の雰囲気が柔らかくなったような気がします。

日之出も良い会社を目指して、皆で努力してまいります。

投稿者 yuriko