連休明けに突然の訃報が飛び込んできました。
facebookで知り合い実際にお会いし交流を深めてきた大切な方です。

昨年の春にお会いした時は、いつものようにニコニコ笑顔で新製品のことを話していらっしゃたのです。私よりずっと若くて輝いていましたので、とても信じられませんでした。

ここ2~3年はお仕事がお忙しいとのことで、facebookに投稿されていなかったので、細かい日常はわからなかったのですが、お元気だとばかり思っていました。
彼女の仕事への姿勢、製品開発にかける情熱、社員さんや家族に対する愛情、何より明るく楽しく前向きな生き方が素敵でした。

お通夜の席で、「12月に会った時も気づかなかった」とか、「弱音を聞いたことがない」とか、周りの皆様の声がちらほら聞こえてきました。

不運な交通事故の後遺症のため大手術された時も、決して恨まず振り返らず、明るく懸命にリハリビされていたお姿を思いだします。

美しいお花がいっぱいの花祭壇にほほ笑む彼女の写真を見ると、新たな悲しみが湧いてきます。

息子さんがエピソードを交えて心の籠った温かいご挨拶をされました。
毎日仕事の忙しいお母さんの肩をもみながらいろいろな話をされたそうです。
彼女の人柄とお世話になったお礼とをきちんとお伝えした素晴らしいスピーチでした。
こんな素晴らしい息子さんを育て上げられた彼女の人生は、短かったけれど完結されたものだったのかもしれません。

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「人の命は儚い」と知っているつもりなのに
突然に驚愕し涙するのです。
ほんとうに心も姿も美しい方でした。

私も残された命、人にやさしく、精いっぱい生きていきたいと思います。

 
ゆりこ

投稿者 yuriko