「袖振り合うも多生の縁」歳を重ねると「人=命」を大切に感じるようになる。

ここ数日電車に乗ることが多かったのですが、通りすがりの方と話することがありました。
豊橋駅のエレベーターで、「乗れますか」と聞いたら「どうぞ、どうぞ」と答えたメンテナンスのカートの青年の笑顔に、「暑いですね。ご苦労様です。」と声をかけると、「仕事終わりのお帰りですか」「いえ、これから会合で名古屋に行くんです。」「それは大変ですね、気をつけて行ってらっしゃい。」と優しい会話が嬉しいです。

新幹線ホームへのエレベーターに同乗したビジネスマンがあまりに大荷物なので、つい、「大変ですね」と声をかけると、「いやぁ、コンペで豊橋に来たのですが、思いがけず景品をいっぱいもらっちゃったんです。」「それは良かったですね。」といううちにホームに着き、開くボタンを押してあげると、「ありがとうございます」と笑顔で行かれました。

通りすぎるだけですが、ちょっとのことで心が和むと実感しました。

三十数年前、豊橋へ向かう新幹線の中で隣り合ったおばあさんが、はしゃぐ子供たちを恐縮する私に、「「可愛いね~♫」と声をかけてくださったことから話が弾み、「豊橋の〇〇町の〇〇美容室にいるから遊びに来てね。」「〇〇美容室よ。」と何回も言ってくれた笑顔が忘れられません。
豊橋に引っ越してきて数年後、偶然〇〇美容室を見つけました。今でもそこを通るとき、温かい気持ちになります。数十年たった今、あの時訪ねて行けばよかったとちょっと残念に思います。

来月共に7回忌を迎える父と主人の母が、新幹線の中でいろんな方と交流していた話を思い出しました。
歳を重ねるとともに、「人=命」を大切に感じるようになるからかもしれません。
「袖振り合うも多生の縁」
そんな気持ちをたいせつにしたいと思います。

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ゆりこ
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松本百合子

日之出株式会社

有限会社ダストクリーン

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