昨年初め、日之出グループ三つの目標を発表しました。



一番目の目標は、

日之出八十八周年事業を成功させる。

急激な景気の悪化により、一時は開催も危ぶまれましたが、実行委員を中心とした

社員皆の力の結集と、友人の皆様の協力により、思い出に残る記念日となり

大成功でした。また、記念研修会での勉強をきっかけに、継続して人材教育に

取り組めたことは、予想外の収穫でした。



二番目の目標は

お客様に喜んで戴けるよう精一杯努力する。

自分の都合では無く、お客様の立場になって考え、泣きたいぐらい一所懸命

お客様の幸せのために行動しようと社員の皆に伝えました。

ご要望の厳しい面倒なご注文、人手の無い時の超特急のご注文等、以前では

不満が出たような場面でも「何とかやります。」「大丈夫です。」といった肯定的な

答えが返ってくるようになったのは、大きな収穫です。

最近では、注文を戴くと「嬉しいです。」と拍手が起こるくらい変わりました。

まだまだ足りない面がありますが、引き続き努力してまいります。



三番目の目標は、

数年後のために種まきをする。

原材料価格が上昇する中、製品価格はデフレ傾向にあり、お客様に選んで戴ける

新製品、付加価値の高い新製品の開発は欠かせません。

昨年は、画期的な新製品はできませんでしたが、常に考え続けていきます。

数年前より取り組んできたエコ帆布バッグ「OTOME FUO (おとめ ふう)」は、

表参道のセレクトショップRinに引き続き、わずか1週間ですが伊勢丹新宿店にも

出展を果たし、ネット販売企画中です。どのように利益を生むまで育てていくかが

今後の課題です。

以前よりの懸案事項にも着手しましたが、より綿密なマーケティングと戦略の必要性

を痛感し、不況をチャンスと捉え、次の飛躍のために前向きに進んでいきます。



13日のデイミーイングで、今年の目標を発表いたします。

わかりやすく、社員全員の心に響く言葉での文章を推敲中です。

投稿者 yuriko