2009年1月

公開講座その2・・・「将来の医療・バイオビジネスのためにー発想、技術、未来像」

東レ・メディカル株式会社 新事業企画室長の武藤昌図先生が、

バイオビジネスの未来像を技術と理念の両面からお話しくださいました。



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過去には、知る、解明することが中心だった生物・自然科学は、

昨今は制御する事が重要になってきました。

少し前は、病気を撲滅する、戦う医療でしたが、今では病気を予防する、

病気と共に生きる、生活の質を高める医療が中心になってきています。



脳のニューロン(神経細胞)のシナプスは、コンピューターの

10万倍の能力があります。


生物を制御するのは難しく、生物外のあらゆる技術が必要です。



日本は、技術力は、アメリカに次いで世界第2位ですが、国際競争力は、

フィンランド第1位、アメリカ第2位に比べ、世界で20位に落ちてしまいました。



成熟産業で勝ちましたが、DRAM等の先端技術の成長産業では

韓国等新興国に負けてしまったのです。

企業が集中戦略を取れなかったことや、経験による判断ミス等が、

原因として考えられます。



今後は、自社生産(高級品)と、委託生産(汎用品)を両立を図るべきです。

また、オープンアーキテクチャー(技術の公開)を押し進め、各方面と

連携していくことが、ますます重要になってきます。



武藤先生の今の一番の夢は、「若い人を育てたい。」ことだそうです。



ヒューマニティにとみ、とてもわかりやすくお話し下さいました。

ありがとうございました。バイオ技術が身近になった気がしました。



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  武藤先生・天野先生・石山貴之さん(光産業創成大学院大学事務局) です。


光産業創成大学院大学 公開講座その1・・ 10粒(5g)のトウモロコシから、およそ2gのポリ乳酸ができる。

17日の土曜日に光産業創成大学院大学の公開講座を受講しました。



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会場は、アクトシティ浜松コングレスセンターです。



光産業創成大学院大学のスライド説明の後、、「環境新事業創成の実例」

と題する同大学の天野雅貴先生のご講義でした。



東レ株式会社の商品開発室長(当時)として、トウモロコシ由来のポリ乳酸での

環境新事業を創成されるまでを、お話しくださいました。

普段知ることも出来ない大企業の企画、戦略等をお伺いでき、わくわくします。



ポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビのでんぷんをバイオにて醗酵して造られます。

今回は、トウモロコシ由来のポリ乳酸からできた生分解繊維・樹脂の新事業です。

複合的な観点から検討して、自動車内装材にターゲットを定め、

商品開発室の総力を上げ、度重なる徹夜などの苦労の末、

ついにトヨタラウム後にプリウスのオプションマットに採用されます。

また、スペアタイヤカバーの開発にも成功されます。

体験に基づいていますので、リアリティがあります。



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  スペアタイヤカバー 東レ HPより転載

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トヨタ ラウム



日之出も5~6年前から、生分解樹脂・生分解繊維の勉強をしてきました。

お話を聞きながら、中小企業が、新製品を開発し市場に受け入れられるには

どうしたら良いのだろうと、ずっと考えていました。



天野先生から戴いたヒントです。



◎絶えず考える癖をつける。

◎10分間の問題解決シュミレーションを即やる。

◎人の話を聞く。

◎パートナーが大切(1+1=3となる。)




技術は、文化を変えるもの、文化を創るもの。

産業のイノベーションに貢献するものでなければならない。

ビジョン・コンセプト・夢・戦略が大切。



天野先生は、暖かく、熱く語って下さいました。

教授の皆様も事務局の方々も皆様情熱にあふれた方ばかりです。

光創成大学院大学の学生さんは、幸せだと思いました。



ありがとうございました。

私も更に勉強していきたいと思います。


新成人です。・・ダストクリーン M君

12日は成人の日でした。

今年の新成人は133万人で過去最低数でした。

平成元年2月生まれの(有)ダストクリーンのM君も大人の仲間入りをして

今朝の朝礼で挨拶しました。

「おとならしく落ち着いた人となりたいです。」



思えば、ちょうど一年前、レンタル部門の強化のため、

数年振りに、ルートマンを採用することとなりました。

モップ・マットのレンタルは簡単なようですが、2週間ないし4週間に

一度というサイクルをきちんと守って、お客様にお届けしなければなりません。

特に工場や飲食店様等では、お客様の業務の妨げにならないよう、

できるだけ迅速に作業した上、ご要望も察知しなければなりません。

人の代替も難しく、仕事を休まない事が第一条件です。



それ故、若返りと言っても、ある程度の経験を積み責任感の出来てきた

28~35歳位の方を採用するつもりでしたのに・・。

18歳を採ってしまいました。



職安からの紹介を2~3人お断りし、リクルート誌へ掲載をお願いした直後の

5時過ぎに、彼はスーツを着てやってきました。

小柄でおとなしそうな彼は、意外とハキハキと質問に答え、言葉遣いも丁寧です。

聞くと小学生の時、お父さんが亡くなり、ずい分辛い思いもしたようです。

これまでの社歴、退社した理由も納得のいくものでした。

苦労しているのに、心が真っ直ぐです。



心が動いた採用担当取締役の『なぜ応募したか』との質問に、

「飲食店で、アルバイトをしていた時、丁寧にマットを取り替えている

レンタルマンを見て、きれいにする仕事はいいと思った。」と答えた彼は、

ルートマンの仲間達からも合格をもらいました。



晴れて入社したM君ですが、やっぱりというか・・最初は大変でした。

マットやモップを間違えたり、忘れたり、小さな車両事故も立て続けにおこし

クレーム報告書を数枚書かなければなりませんでした。

お姉さんの軽自動車を時々運転していたものの、バイク通勤の彼は、

免許を取得してわずか半年でしたので無理もないことでした。



ある時彼は、体調不良から寝過ごし、仕事に穴を開けてしまったことを

悲観して、同僚からの電話にも出れず、皆を心配させました。



アパートに迎えに行った先輩に付き添われてしょんぼり出勤した彼に聞きました。

「失敗は誰にでもあります。同じ失敗をしないように努力するだけです。

一番悪かったのは、途中で責任を放棄して会社に迷惑をかけ、

仲間に心配をかけたことです。仕事を続けるの。それとも辞める。」

「すみませんでした。ダストクリーンの仕事を続けたいです。」と明言した彼は、

クレーム報告書を提出し、それ以来元気に働いています。



まだまだ至らないことも多く、お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、

どんどん注意して下さいますようお願い申し上げます。



若い人、特に未成年を雇用することは社会的な責任を伴います。

もし人生最初の会社が良くなかったら、その人の将来に重大なダメージを

与えてしまいます。厳しいばかりでは耐えられず、心が曲がってしまうかもしれません。

甘過ぎては、世の中で通用しない人間になってしまい不幸です。

夜間高校に行かせて上げたいのですが、配達の仕事ですので儘なりません。

でも、勉強は学校だけでするものでも有りません。



「厳しく暖かく。」指導してくれる先輩達が社内に育ってきています。

ようやく、若い人を採用できる会社になってきたようで嬉しいです。

日之出の六十歳以上の大先輩の皆様、どうぞ後進の指導をお願い致します。

一緒に、一生勉強・一生青春・一生挑戦して参りましょう。

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今年の目標・・「お客様に喜んで戴けるよう精一杯努力する」

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。



9日は、新年初めての日之出ディミーティングでした。

年頭の挨拶として2009年の三つの目標を発表しました。



日之出八十八周年事業を成功させる。

お客様に喜んで戴けるよう精一杯努力する。

数年後のために種まきをする。




昨年から準備してきた「八十八周年事業」も大詰めになってきました。

これは、単なる式典や福利厚生ではありません。

社員全員で協力し実行する事により、名実ともに「社員一丸」を達成します。

『社員が幸せで、社会貢献をする。』という日之出の会社目標を実現するために

不可欠な人材育成の手段でもあります。



二番目の目標は特に力を入れて社員の皆様に説明しました。



景気悪化で受注が激減した会社も多いと聞いています。

日之出は、モップ・玄関マット等の日用品を造っていますので、

普段から利益は薄いですが、需要がゼロになる事はありません。

お客様は買い控えされるでしょうが、最低限の買い換え需要はあります。

競合他社の中から、日之出を選んで戴かなければなりません。



社員の幸せは、お客様の幸せがあって初めて達成されます。

今年は、自分や仲間をを幸せにするためにも、

『一人一人がお客様に喜んで戴けるよう精一杯努力する。』

事に真剣に取り組んでいきましょう。



お客様に喜んで戴くには、お客様の身になって考える想像力が必要です。

お客様の事を一番真剣に考えているのは社長の私です。

ですから、私も満足させて下さい。社長の心が想像できない人には、

お客様の心がわかるはずがないからです。



製造する人は、お客様の身になって製品を作り、

営業は、お客様の業績向上に貢献できる提案を心掛け、

受注する人は迅速で丁寧かつ正確に実務を遂行し、

常にお客様の幸せを意識して行動します。



製品を造るのも、リーダーの命を受けるのも、協力して作業するのも、

全てお客様に喜んで戴くためと心得て下さい。

お客様の業績に貢献し、お客様に幸せになって戴く事が最大の目標です。



三番目は、数年後のため常に新製品、新サービスの開発に努力しましょう。

どんなに大変な時でも、常にアンテナを張りめぐらし、考え続けましょう。

「三人寄らば文殊の智惠。」と言います。私一人が考えるのではなく、

60人の智惠を集めて、素晴らしい製品・サービスを産み出して行きましょう。

アイディアボックスへの提案をお待ちしています。



社員の皆さんは、本当に真剣に聞いていてくれました。

ありがとう。感謝しています。



私も一所懸命努力してまいりますので、一年間よろしくお願い申し上げます。


ブックマーク
松本百合子

日之出株式会社

有限会社ダストクリーン

Otomeショップ