2008年12月

5センチ前”へ・・・青木一雄氏の講演。

12月3日水曜日のデイミーティングを少し延長して、前社長の友人の

青木一雄氏にミニ講演をして戴きました。

青木さんは、鳥羽国際ホテルやホリディイン豊橋等数々の有名ホテルの支配人

として活躍された根っからのホテルマンです。とりわけ、三重県の志摩半島にある

ヤマハリゾート合歓の郷の立て直しに貢献した功績は大きく、浜島町の

名誉町民として、地元の方々から感謝されています。



背も高くハンサムな青木さんは、平安高校のレフトとして甲子園で活躍し、

法政大学では、六大学優勝に輝いたスポーツマンでもあります。



折角なので、少し離れた所にある日之出テックスの社員も来てもらい、

都合のついたダストクリーンの社員もいれると、60人近くの大所帯です。

寒さの中、いつものように通路に立ったまま簡単に、とはいかないので、

日之出の事務所内で、輪になって12時ちょうどにデイミーティングが始まりました。

最初に簡単な連絡事項の伝達の後、今月のお誕生日を祝います。

一人一人にささやかなプレゼントを私が手渡し、皆でお祝いします。

いつもより多くの人からのおめでとうと拍手に、12月生まれの方々は、

少し照れながらも嬉しそうです。



12時10分ごろ、いよいよ青木さんのお話が、始まりました。

多芸多彩な青木さんが、選んだ言葉を自ら書かれてパウチされた美しい和紙を

紙芝居のようにかざされての講演です。

鳥羽国際ホテルのマネージャーだった頃、おもてなしに喜ばれた、

作家の藤本義一さんが、チェックアウトの時、青木さん宛に色紙を書いて

下さったのがきっかけで、ご自分でも書き始められたとの事です。



「皆さんもう一歩前に、出て下さい。」最初に青木さんは言いました。

「皆さんが前に乗り出して下さると、私は非常に話し易くて、話が面白くなります。」



「野球の練習の時、ピッチャーが、投げた球を、キャッチャーが、通常より5センチ前で、

受けてくれると、ピッチャーはとても練習がしやすくなります。

”5センチ前”で、受けてくれると、いい音がするからです。但し、キャッチャーは

”5センチ前”で受けると、胸にひびいて少し痛いのです。

キャッチャーの前向きな心を感じて、ピッチャーは気分が良くなり、200球投げようと

思っていたのが300球投げてしまいます。」



「会社でも同じです。社長や、幹部の方が話される時、社員さん達が、頷いたり

身を乗り出して聞いてくれると、勇気が出て会社や仕事が上手くいきます。

反対に引き気味の姿勢では、気持ちが萎えてしまい上手くいきません。」



「何か頼まれた時、必ず期限を聞き、水曜日までと言われたら火曜日にと

少し前に実行する事も同じです。」



「また、人を指導する時、5分褒め5分叱ると、たいていの人は叱られたような

気になり、受け入れられません。人は8分褒め2分叱る方が育っていくものです。」



幾枚もパネルを取り替えて、話される青木さんのお話に、皆引きこまれていきます。

身を乗り出し、時には笑い、頷きながら真剣に聞いているのがよく分かりました。



「3分前に終わるのもスマートです。私の誕生日は8月27日ですので、来年8月には

私も呼んで下さいね。」と12時27分に青木さんのお話は終了しました。



さすがです・・。



7年前、青木さんを顧問にお迎えし、社員教育をお願いしようかと迷ったのですが・・・。その頃の私には、決断力と自信が有りませんでした。



今日、青木さんからお手紙が届きました。

開けてみると、和紙に書かれた美しいお手紙です。



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嬉しいです。パウチして大事に取っておこうと思います。



「ユーモアもあり、引きこまれた。また聞きたい。」と社員達の評判も上々です。



青木さん、どうもありがとうございました。

今度は、もう少し長くお話して戴ければ嬉しいです。



来年の8月には是非お出で下さいませ。

社員一同大歓迎で、お待ち申し上げます。




ブックマーク
松本百合子

日之出株式会社

有限会社ダストクリーン

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